『ギョギョッとサカナ★スター』は、NHK Eテレで2022年4月8日から放送されている教養番組である。
概要
不思議な魚の生態などをさかなクンのイラストやCTスキャンの画像、実際に魚釣りや解説した魚を食するなどの体験を交えて、やさしくおもしろく深掘りする番組。
2021年8月10日と2022年1月2日(『ギョギョッとサカナ★スター 〜新春はサケで、おめでとうギョざいます〜』)に特番として放送され、2022年4月改編よりレギュラー化された。
また、2022年5月8日から2023年3月19日まで、再編集版の『超ギョギョッとサカナ★スター』がNHK総合にて放送された。
2022年9月23日(19時30分 - 20時43分)には、NHK総合で特番が放送された。
内容
一般的な構成は、まず海岸で今回取り上げる魚についてさかなクンが香音(番組内では「シャーク香音さん」と呼ばれ、サメの帽子を被っている)に簡単な説明を行った後、ふたりは漁船に便乗して、定置網を引くのを手伝ったり、釣りをしたりして目的の魚を手に入れようとする。
その後、海岸に戻って、実際に魚の身体を見たり触ったりしながらその魚の詳しい解説を行う。また、ホワイトボードにイラストを描いての説明もあり、その際に書き込んだ漢字にはいつもふりがなをふってくれる。
次に、さかなクンの愛車「ギョギョッと号(軽トラ)」で水族館に移動し、飼育員の解説を聞きながら、生きた魚の姿を見たり餌をやったりして更にその生態を理解していく。途中、「黒ずくめの男たち」から送られてきたCTスキャンの映像で体の内部構造(骨格など)も知ることができる。
なお、さかなクンはしばしば駄洒落を口にするが、そのたびに音楽と共にその駄洒落が再生される。
ふたりは再び「ギョギョッと号」に乗って(シャーク香音さんはルームミラー越しにウィンクする)料理店や鮮魚店に移動し、その回の魚を料理してもらって味わう。ふたりが調理を手伝うことも多い。
海岸に戻り、さかなクンが大きな布に描いた魚のイラストを披露して番組が終わる。
出演者
MC
- さかなクン(ハコフグ)
- 香音(サメ)
ナレーター
- 横田栄司
- 藤原竜也(『超ギョギョッとサカナ★スター』2022年10月16日放送回 - 2024年9月20日放送回、横田の体調不良に伴う代役)
ゲスト
- 森田釣竿(浦安市で三代続く鮮魚店の店主)(マグロ)
- 木村佳乃(ミノカサゴ)
- 合原明子(NHKアナウンサー)(アカメバル)
- 甲本ヒロト(カブトガニ)
- 堀内健(海神ネプチューン)
スタッフ
- 監修 - 三宅裕志
- 撮影 - 小口修一
- 音声 - 佐藤大地
- 映像技術 - 鮫島要
- 映像デザイン 倉持叡子
- 編集 - 渡辺信行
- 音響効果 - 松本彩希
- 取材 - 中野雄飛
- ディレクター - 廣岡知人
- プロデューサー - 斉藤久剛
- 制作協力 - テレビマンユニオン
- 制作 - NHKエンタープライズ
- 制作統括 - 杉浦大悟、片山淳一
- 制作・著作 - NHK
- 主題歌 - ザ・クロマニヨンズ「イノチノマーチ」
放送時間
Eテレ
- ギョギョッとサカナ★スター
- 金曜日 19時25分 - 19時55分(再放送:土曜日 9時30分 - 10時)
- ギョふんでサカナ★スター
- 水曜日 16時35分 - 16時40分(再放送:金曜日 6時50分 - 6時55分)
総合
- 超ギョギョッとサカナ★スター
- 日曜日 18時5分 - 18時43分(2022年5月8日 - 2023年3月19日)
- 関西2府4県のみ2022年10月から『まいど!修繕屋です』(18時5分 - 18時35分)に差し替えているため、放送されなかった日があった。
放送リスト
『ギョふんでサカナ★スター』の初放送日は、基本的に『ギョギョッとサカナ★スター』の初放送日の翌日である(例外は()に記述)。2023年度以降の初放送日は、『ギョギョッとサカナ★スター』のもの。
関連書籍
- さかなクン『さかなクンのギョギョッとサカナ★スター図鑑』講談社〈講談社 MOOK〉、2022年9月28日発売、ISBN 978-4-06-529263-1
脚注
注釈
出典
外部リンク
- ギョギョッとサカナ★スター 不思議なおさかなの世界へ レッツギョー!! - NHK
- ギョギョッとサカナ★スター - NHK放送史
- 超ギョギョッとサカナ★スター - NHK放送史
- ギョふんでサカナ★スター - NHK放送史


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