Openfilerとは、NASとSANを実現するための、rPath Linuxをベースとして作られたオペレーティングシステムである。GPLに基づいたフリーソフトウエアであり、ソフトウェア・スタックのインタフェースはサードパーティーにより実装されているオープンソース・ソフトウェアである。
歴史
2001年にXinit Systems社のMukund Sivaramanが作成したプログラムコードが基となっており、2003年10月にオープンソース化された。最初の公式リリースは2004年5月である。
ハードウエア要求仕様
- 最低要求水準:32ビットプロセッサ1GHz以上、512MBytes RAM、512MBytes swapパーティション、1GBytes rootパーティション
- 推奨水準:64ビットプロセッサ1.6GHz以上、1GBytes RAM、1GBytes swapパーティション、2GBytes rootパーティション, ハードウエアRAID
機能
Openfilerが実装している機能はCIFS / SMB、WebDAV、FTP、NFS、rsync、iSCSI(イニシエータ及びターゲット)である。また、アクセス制御に用いられるディレクトリサービスとしてNIS、LDAP(CIFS/SMBの暗号化パスワード対応)、Active Directoryがサポートされている。また、LDAPサーバ機能も実装している。
関連項目
外部リンク
- SourceForge.JP 通常マシンをエンタープライズストレージとして使用可能にするOpenfiler
- ITMedia 通常マシンをエンタープライズストレージとして使用可能にするOpenfiler
- 個人のホームページ Openfilerでファイルサーバを立てる




