モンゴルの伝統的な暦(цаглабар/цаг тооны бичиг)は、僧侶のイシュバルジル(Сүмбэ хамбо Ишбалжир/Sümbe khambo Ishbaljir; 1704年 - 1788年)が1747年に開発したTegus Buyantu zurkhaiシステムに基づく太陰太陽暦である。モンゴルの1年は、新月で始まり新月で終わる12または13の朔望月で構成される。2~3年ごとに閏月が追加されるため、平均的な1年は太陽年と同じとなる。

現代のモンゴルではグレゴリオ暦が主に使われており、伝統的なモンゴル暦は祝い事や伝統行事の時にのみ用いられる。ヨーロッパから輸入された新暦はАргын тоолол(Argyn Toolol)、モンゴルの伝統的な旧暦はБилгийн тоолол(Bilgiin Toolol)とそれぞれ呼ばれている。

モンゴル暦の年月日

モンゴルでは古くから十二支による紀年を行っており、『元朝秘史』や『集史』といった史料に記録が残っている。

現代モンゴル語の曜日名は共産主義時代に定着したもので、チベット語由来の伝統的な曜日名はフォーマルな場でほぼ書面でのみ用いられる。また、サンスクリット語由来の曜日名は現代ではほとんど用いられない。

脚注

参考文献

  • 小林高四郎「モンゴル人の歳月名について」『モンゴル史論考』雄山閣出版、1983年

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