七日町駅(なぬかまちえき)は、福島県会津若松市七日町にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)只見線の駅である。
西若松駅から乗り入れる会津鉄道会津線の列車も停車する。
所在地名は「なのかまち」と読むが、駅名は「なぬかまち」と称している。
歴史
- 1934年(昭和9年)11月1日:国有鉄道会津線、ガソリンカーのみの停車場として開業する。
- 1945年(昭和20年)6月20日:営業を休止する。
- 1946年(昭和21年)6月20日:営業を再開する。
- 1984年(昭和59年)3月1日:無人駅となる。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、JR東日本の駅となる。
- 2002年(平成14年)7月28日:現在の駅舎が竣工し、「駅Cafe.」が開業する。
駅構造
単式ホーム1面1線を有する地上駅で、会津若松駅管理の無人駅である。
駅舎はホームの西若松方にあり、長辺がホームと直交するような形で設置されている。2002年(平成14年)にレトロ調へ改築された駅舎で、駅舎内には「駅Cafe.」と称するアンテナショップが入居しているが、乗車券の受託販売などは行っていない(まちなか周遊バス「ハイカラさん」の一日乗車券は販売している)。以前は自動券売機が設置されていたが、乗車駅証明書発行機に置き換えられた。
駅前はまちなか周遊バス「ハイカラさん」が乗り入れるため整備されている。駅前広場の一角には「七日町駅開設記念」碑が建立されている。
クリスマスシーズンになると、駅舎にイルミネーションが施される。
利用状況
「福島県統計年鑑」や「会津若松市の市勢統計データ」によると、2000年度(平成12年度)- 2004年度(平成16年度)の1日平均乗車人員の推移は以下のとおりであった。
駅周辺
周辺は会津若松の市街地である。駅前には「七日町通り」と称する道路があり、幹線道路として機能するほか、沿道に立地する施設や建築物を活かした町おこしもなされている。
バス路線
「七日町駅」停留所にて、以下の路線バスが発着する。
- まちなか周遊バス
- ハイカラさん・あかべぇ:若松駅前
- 会津乗合自動車
- 坂下線:坂下営業所/若松駅前バスターミナル
隣の駅
- 東日本旅客鉄道(JR東日本)
- ■只見線
- 会津若松駅 - 七日町駅 - 西若松駅
- 会津鉄道
- ■会津線(会津若松駅 - 西若松駅間はJR只見線)
- □快速(「AIZUマウントエクスプレス」「リレー号」含む)・■普通(「リレー号」含む)
- 会津若松駅 - 七日町駅 - 西若松駅
- □快速(「AIZUマウントエクスプレス」「リレー号」含む)・■普通(「リレー号」含む)
脚注
記事本文
利用状況
- 福島県統計年鑑
- 会津若松市の市勢統計データ
参考文献
- 曽根悟(監修)(著)、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集)(編)「磐越東線・只見線・磐越東線」『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』第6号、朝日新聞出版、2009年8月16日。
関連項目
- 日本の鉄道駅一覧
外部リンク
- 駅の情報(七日町駅):JR東日本




