大垣競輪場(おおがきけいりんじょう)は岐阜県大垣市にある競輪場。施設所有および主催は大垣市。競技実施はJKA中日本地区本部中部支部。
概要
大垣競輪場は、大垣市が戦災復興事業の推進と、自転車工業の振興を目的に、市営グランド跡地に建設したもので、1949年10月に設立が認可され、1952年6月に竣工し開設された。
記念競輪(GIII)として『水都大垣杯』が近年まで毎年5月に開催されていたが、時期移動で2011年より11月に開催され、2014年からは10月に開催され、2021年からは3月に開催されている。なお2005年までは『麋城賞』の名称で開催されていた。
過去には1972年にオールスター競輪が、1982年に日本選手権競輪が、1994年・1999年・2004年・2009年に全日本選抜競輪が、2019年にウィナーズカップがそれぞれ開催された。今後は、2027年3月19日から22日まで8年ぶりにウィナーズカップの開催が決まった。
マスコットキャラクターは大垣の「垣=カキ」に因んだ柿の「カキじゃん」で、それにちなんで以前は「かきじゃんカップ」が行われていた。(ガールズケイリン)
2004年4月より2015年3月までCS放送のスポーツ専門チャンネルのEXスポーツにおいて「ケイリンライブ!」(2012年9月までの番組名は「ケイリンライブ!282(ツーパーツー)」)の放送を行っていた。
トータリゼータシステムは富士通フロンテックを採用しており、2016年4月2日からは重勝式車券にあたるKドリームスの発売が行われるようになった。
締め切り前BGMは、バリー・マニロウのコパカバーナをアレンジしたもの。
2017年7月17日の開催より全国で10場目となるミッドナイト競輪が実施されている(それまでは玉野競輪場を借り上げて実施していた。なお、ほかに岐阜市、福井市が当競輪場を借り上げて開催することもある)が、ナイター競輪は実施していない。また、ナイターでのグレードレースの場外発売も一部前売のみの発売となっている。
バンク
400mを使用している。クセのない標準的なバンクで、脚質的な有利不利はほとんどない。隣の岐阜競輪場をモデルに造られているため、バンクの内側には池があり、選手入場用の通路として橋が掛けられている。なお池があることから「バンクの重さ」については注意が必要。
歴代記念競輪優勝者
- ※1節4日間制開催となった、2002年4月以降の歴代記念競輪優勝者を列記。
その他のG3
ホームバンクとしている主な選手
- 山田裕仁 - 2014年引退
- 山口幸二 - 2012年引退
- 山口富生
- 吉村和之
- 松岡篤哉
- 竹内雄作
- 橋本英也
- 山口拳矢
脚注
注釈
出典
外部リンク
- 大垣けいりん
- カキじゃん@大垣けいりん (@ogakikeirin) - X(旧Twitter)
- 大垣けいりんチャンネル - YouTubeチャンネル




