八洞神仙(はちどうしんせん)は、中国古代道教における合計24人の仙人。
構成
清代の文献『何仙姑宝巻』や『八仙上寿宝巻』にそれぞれ記述があるが、上八仙や下八仙の内訳が異なる。
- 上八仙
『何仙姑宝巻』では
- 福星(ふくせい)
- 禄星(ろくせい)
- 寿星(じゅせい)
- 張仙(ちょうせん)
- 東方朔(とうほうさく)
- 陳摶(ちんたん)
- 彭祖(ほうそ)
- 驪山老母(れいざんろうぼ)
だが、『八仙上寿宝巻』では、上八仙に寿星・王母・観音・斗姆・黎山老母・聖母娘・金刀娘を挙げている。
- 中八仙
これはもともと成立していた八仙を、「中八仙」と改称したもので、上八仙、中八仙、下八仙の三組構成に取り入れたのである。
- 李鉄拐(りてっかい)
- 漢鍾離(かんしょうり)
- 呂洞賓(りょどうひん)
- 藍采和(らんさいわ)
- 韓湘子(かんしょうし)
- 張果老(ちょうかろう)
- 曹国舅(そうこっきゅう)
- 何仙姑(かせんこ)
- 下八仙
『何仙姑宝巻』では
- 広成子(こうせいし)
- 鬼谷子(きこくし)
- 孫臏(そんぴん)
- 劉海蟾(りゅうかいせん)
- 寒山(かんざん)
- 拾得(じっとく)
- 李八百(りはっぴゃく)
- 麻姑(まこ)
だが、『八仙上寿宝巻』では張仙・劉伯温・諸葛亮・苗光裕・徐茂公・魯寧秀・牛郎・織女。
注釈
出典




