2024年の全日本ロードレース選手権 (2024ねん の ぜんにほんロードレースせんしゅけん) は、2024年(令和6年)3月10日の鈴鹿2&4レースで開幕し、同年10月27日の第56回MFJグランプリ in 鈴鹿で閉幕した、2024年シーズンの全日本ロードレース選手権である。
最高峰クラスのJSB1000チャンピオンは岡本裕生(ヤマハ)が獲得した。
2024年シーズン
ヤマハのエースであり、13回目のタイトル獲得を目指した中須賀克行を破り、25歳の岡本裕生が自身初のチャンピオンを獲得した。岡本はこれを機に欧州へ進出し、翌2025シーズンからのスーパースポーツ世界選手権参戦が決まった。
チャンピオン争い以外で同シーズン注目された点に、加賀山就臣率いるTeam KAGAYAMA がイタリアのドゥカティとコンタクトを取り交渉を重ねた結果、スーパーバイク世界選手権でのワークスマシン「ドゥカティ・パニガーレV4 R」の貸与を受ける契約が成立。全日本ロードレース選手権に「DUCATI Team KAGAYAMA」として参戦し水野涼を起用した。水野は第5戦もてぎ大会で全日本JSB1000クラス初となる日本車以外の優勝を達成、最終的には年間3勝を挙げランキングでもヤマハワークスの2人に次ぐ3位を獲得。ランキング4位はホンダ勢最上位となる野左根航汰が獲得した。
スケジュールおよび勝者
シリーズポイントランキング
JSB1000
- 最終戦MFJ-GPは2ヒートとも既定のポイント+ボーナスポイント3点が付与される。
- 太字はポールポジション、斜体はファステストラップ。
- 第5戦もてぎ大会でのNo.9伊藤和輝の車両は、MFJ国内競技規則付則8・7-22-1,2「エギゾーストパイプ音量規則」に適合しなかったため失格。
ST1000
ST600
J-GP3
関連項目
- 2024年のスーパーバイク世界選手権
- 2024年のスーパースポーツ世界選手権
脚注




