古書体学(こしょたいがく、英語:palaeography)とは、古文書の文字の形状(書体)などを研究対象とする学問領域。なお、欧米には日本語でいう「古文書学」に正確に対応する学問概念がなく、欧米では「文書形式学」や「古書体学」として細分化して認識されている。
研究対象
古書体学の研究対象は、文書に用いられている文字の運筆(ductus)などで、字体や字形を識別することで、その文書が作成された特定の時代と地域に関連づける。また、紙や羊皮紙など文書に使用されている媒体、筆記具やインクなどの記録材料、判型、文書における印章のレイアウトなども研究対象としている。
脚注
![書道の研究[明治四十三年・複製版] 古書を手本に美文字を学ぶ 古式習字[二] by 木村剛石 Goodreads](https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/S/compressed.photo.goodreads.com/books/1672056837i/75306559.jpg)



